愛美さんについて、お店の人がこんなことを言っていた。『何に対して真面目な子ですね。お客さんに対しても、出勤にしても』。確かにインタビューをしてみ ると、僕も同じことを感じた。聞かれた質問を繰り返し、真剣に考え悩む姿。1番をお客さんと考え、自分を抑えていることもある。そんな真面目な女の子…、 どうやら、実は願望がいろいろあるようですよ。


ずばり、愛美さんにとってソープランドって?
「男の…、遊び場!? うふふ。なんだろう…。男性にとってのはけ口の場なのかなぁ…」
うん。
「男性が何かをしてもらいたいって願望が叶う場所。肉体的にも精神的に発散することができる、究極の場所だと思います」
うんうん。お客さん目線で言うとね。じゃあ、愛美さん側からだと?
「働いてる側からしたら、なんだろう…。男性の願望を全て受け止めなければいけない場所」
いいこと言うねぇ。でも、さすがに全ては無理でしょ?
「そうですね。できるだけ全てですね。でも、考えてみると、う~ん…、ソープランドって不思議な場所ですよね」
うんうん。
「普段、そこまで考えてなかったから…、考えさせられますね。ソープランドかぁ…」
あはは。お店の人も言ってたけど、真面目だね。
「わたしですか? そんなことないですよ」
まぁ、自分ではわからないかもしれないけどね。
「うふふ」
じゃあ、また難しい質問になるけど、ソープ嬢はどうあるげきなんだろう?
「どうあるげき…、ですか? …お母さん?」
深いね。
「一言で言うと、お母さんみたいな存在だと思います。だから、究極のソープ嬢はお母さんになれてるんだろうなって」
愛美さんはどう?
「わたしは、まだお母さんになれてませんね。うふふ」
あはは。まだ親戚の人ぐらいかな。
「うふふ。究極のソープ嬢じゃないし…」
でも、なんでお母さんにならなきゃいけないと?
「これは、わたしだけが感じてることなのかもしれないんですけど、話しがしたくてしょうがないっていうお客さんが多い気がするんです」
ほう。
「ソープに来るお客さんがそうなのか、最近の世の中の傾向なのか…。みなさん、お疲れなんだなぁって」
それこそ、精神的な発散場所だ。
「そうですね。ストレスが溜まってるのか、話を聞いてもらいたいお客さんが多いのかぁって。それと、性欲もなくなってる男性が多いっていうのも感じますね」
うんうん。
「エ○チよりも、癒しを求めてるんだなぁって」
確かに最近よく聞くよね。
「う~ん、難しいですよねぇ…」
じゃあ、いつか愛美さんがソープを卒業したときに、今経験してることは役立つと思う?
「はい。考えさせられるし、勉強にもなってるし…、きっと役立つときがくると思います」
うんうん。
「指名持ってる女の子とかを見て、どういう風にお客さんに接してるんだろう? とか、何が違うんだろう? とか、考えることもあって…」
うんうん。考えた結果の答えは?
「結果ですかぁ? う~ん、わたしはわたしであって、やっぱりその人になれないし、全て真似することはできないから…。ただ、言われたことがあるんですけど、『大切なのは、お客さんにおもしろい場所って思ってもらうこと』って」
ほう。
「そうなんです。『おもしろい場所って思ってもらえれらば、お客さんはまた来てくれる』って」
深いねぇ。
「最初に聞いたときは、おもしろいってどういうこと? って意味がわかなかったんですけど…、今もその言葉は忘れられないですね」
今はその意味はわかったと?
「完全にではないですけど…、はい」
じゃあ、今心掛けていることは?
「お客さんに楽しんでもらえるように…、100分間を全力で楽しませる、ですね」


ソープの仕事をしてみて、自分についての何か発見はあって?
「その、さっきも言ったように、話をしたい方が多いので、わたしは聞くことが多いんですけど…、聞くほうが好きなのかも? って思うようになりました。このお仕事をする前は、自分が話すほうが好きだと思ってたんですよ」
なるほど。お母さんだね。
「うふふ。だから、お客さんじゃなくても、友達とかとも、話を聞くことが多くなりましたね」
へぇ~。
「聞きながら、自分に置き換えてみたりとか…、わたしも気をつけなきゃとか。いろいろ考えるようになりましたね。いいことだと思ってます」
いやぁ~。ほんと真面目だねぇ。
「いやいやいや…」
じゃあ、エ○チなことでの発見は?
「エ○チなこと…。あ、あの、男性のカラダについては発見というか、勉強になりますよね」
ほう。
「どういう風に触ったら気持ちいいんだろう? とか、わたしはここが気持ちいいけど、男性はどうなんだろう? とか…」
なるほど。
「例えばですけど、普段ならあんまり背中をソフトタッチみたいにすることってないじゃないですか? それって、わたしにとっては鳥肌が立つくらい、すごく気持ちいいんですよ」
ほう。
「ソフトタッチが好きなんですけど…、鎖骨とか、ものすごく気持ちいいんですよ。そういうのをお客さんにしてみたらどうなのかな? とか」
なるほど。
「その、わたしが気持ちいいと思ったのも、ソープで働いてからわかったことなんですね」
ほう。プライベートではなかった経験だったと?
「はい。わたし、男性経験が少なかったこともあるんですけど…、プライベートではなかったんですよ」
性感帯の発見もあったと。
「そうですね。うふふ。あ、あの、男性って、女性をうしろからガバッとするの好きですよねぇ? あれって、どうしてなんですか?」
う~ん、みんながみんなじゃないとは思うけど…。
「じゃあ、すずやんさんはどうですか?」
僕は…、大好物だね。あはは。
「うふふ」
つまり、愛美さんはよくお客さんに抱きつかれると?
「多いですね。だから、どうしてなのかぁ? って思ってて…」
う~ん、愛美さんの場合はオッパイが大きいからもあるんじゃないの?
「男の本能なのかなぁ? とか」
もしかして苦手とか?
「全然苦手とかはないんですよ。ただ、疑問に思ってて…。逆にわたしが、お客さんのうしろから抱きついたらどうなるのかぁ? って。すごく試したいんですよ。うふふ」
あはは。プレイベートっぽいし、いいと思うよ。
「うふふ。今度、やってみますね」


お客さんに褒められることは?
「自分では半信半疑なんですけど、カラダのライン…、クビレと胸は褒められますね。10人いたら10人に褒めてもらってますね。…下半身はちょっとぽっちゃりかもしれないですけど」
ほう。
「ストレートに『ほんと胸の形が綺麗だね』って。あと、柔らかいとか大きいとか…。クビレは…、バ○クしてるときの上から見たとき? その眺めがいいって言われますね」
わかるわかる。キュッボンッって感じだ。
「そうですね。お尻は大きいんで、バ○ク姿…、ラインがエロいみたいです。自分だとわからないんですけどね」
確かにエロいだろうね。
「でも胸は、『巨乳じゃなくてよかったよ』って言われることもあるんですよ。うふふ」
へぇ~。
「Eカップなんですけど、手の平におさまるかおさまらないくらいみたいで、ちょうどいいって」
ほう。まさにちょうどEカップだ。
「うふふ。男の人は、もっと大きい胸がいいのかと思ってたって聞くんですけど、『これくらいがちょうどいいんだよ』って」
なるほどねぇ。それにしても、抱き心地よさそうなカラダ付きしてるよね。
「抱き心地? うふふ。それは…、言われたことないかも」
ほんとに! きっと思ってても言わないだけだと思うよ。
「そうなんですかねぇ。うふふ」
じゃあ、プレイ内容で褒められることは?
「プレイ、プレイ…、オチ○チンを舐めること? うふふ」
うんうん。どんなフ○ラなの?
「ハードじゃなくて、ソフトなんですけど…、ゆっくりしたフ○ラなんですね。わたしも優しく、ゆっくりしたのが好きなんで、お客さんにも同じようにしてますね」
なるほどね。
「舌に力をグッといれて、筋の部分を舐めていったり…、男の人ってカリが好きなのかな? って思うので、けっこうカリは舐めますね。唾液も出ちゃうし…。そう考えると、わたしのフ○ラはカリが中心かも? うふふ」
あはは。
「わたし、お客さんが気持ちよくなっている顔も見たいんですよ」
確かに見たいっていう女の子は多いね。
「男性も女性の気持ちよくなっている顔見るの好きじゃないですかぁ。だから、逆をやってみたいんですよ。全部、逆をやってみたいんです。うふふ。どんな顔してイクのかな、とか見たいんですよ。自分が上になったときとか…」
うんうん。騎○位ね。ちなみに好きな体位は?
「好きな体位? バ○クですね」
おっ、なんか意外かも。どうして?
「1番気持ちいいと思うから。たぶん、わたしのあの部分の作り的にも、バ○クのほうが気持ちいいのかもしれない…」
なるほど。2番目に好きなのは?
「2番目…? 正○位とか騎○位とか…、バ○ク以外はみんな同じくらいかもしれないです」
へぇ~。じゃあ、苦手な体位とかはない?
「苦手ですか? 例えばなんですか?」
う~ん、駅○とか…?
「へぇ~。する人いるんですか? わたし、プライベートでしか経験したことないですね」
そうなんだ。で、駅○はどう?
「おもしろいです。うふふ。頑張って頑張ってって思っちゃいます。うふふ。楽しんでしちゃいますね」
あはは。じゃあ、駅○は全然OKと?
「はい。もし、してくれる人がいるなら、喜んでやってやってぇ~って言っちゃうかもしれない。うふふ」
あはは。嬉しそうだね。
「うふふ。楽しいじゃないですか。あ、でも、だんとつの1番はバ○クなので、バ○クもしてもらって駅○もなら、もっと嬉しいです」
わがままを言うとね。
「そうですね。でも、バ○クは、さっきも言ったんですけど、上からの眺めがいいらしいので、したいっていうお客さんも多いですね」
うんうん。
「あ、でも…、最後は正○位がいいですね。最後にお客さんの気持ちいい顔とか、イクときの顔が見たいから」
なるほどね。逆に、愛美さんの気持ちいい顔を見るには?
「うふふ。恥ずかしいですね…」
じゃあ、聞き方を変えて、性感帯は?
「クリ○リス…。1番、攻めて欲しいのは」
うんうん。どんな風に攻めて欲しい?
「優しく、優しく…、舐めて欲しいです。指でもいいですし」
なるほど。ほかに性感帯は?
「あとは背中と胸もなんですけど…、わたし、基本的に攻められることが少なくて。『やってよぉ~』って、お客さんに言われるほうが多いんですよ」
なるほどねぇ。ちなみに、オッパイはどうして欲しい?
「やっぱり、優しくして欲しいんですけど…、あの、わたしからリクエストがあって」
ほう。
「下から持ち上げるように揉んでもらうと、フワフワ感も伝わるからいいと思うんですよ」
ほうほう。下乳ね。
「自分で下からやってみたら、これ気持ちいいなって思ったんですよ。だから、男性もやってみたほうがいいと思って。うふふ」
あはは。自分で発見したんだ。
「そうなんです。だから、お客さんにも言ったりするんです。下から持ち上げてみて♪ すごい気持ちいいんだよね♪ って」
うんうん。いいじゃない。じゃあ、舐められるのはどう?
「胸ですか? 好きですよ」
どんな風に舐められるのがいい?
「乳首を舐めてます! って感じがいいです」
あはは。いいねぇ。じゃあ、擬音でたとえると?
「擬音…!? ペロ、ペロ、ペロって。うふふ。わかります? ずっと舐めてる感じじゃなくて、あ、舐めてる、今、舐めてない、あ、舐めてる、舐めてない、みたいな。うふふ。舌の感触をちゃんと感じたいんですよ」
いいねぇ。じゃあ、クリ○リスだったらどういう擬音になる?
「クリ○リスは…、ペロペロペロって、乳首よりも早い感じがいいです」
うんうん。じゃあ、背中もお願いします。
「背中は、舐められるよりも、サワサワサワァ~って、指先でしてもらいたいです。それで、そのあとに挿○するとものすごく持ちいいんですよ」
へぇ~。じゃあ、大好きなバ○クのときに背中をサワサワしてもらったら、最高でしょ?
「あぁ~、したことないですけど…、腰動かしながらサワサワできるんですかね?」
全然、できるでしょ。
「へぇ~。じゃあ、やってもらいたいですね。宜しくお願いします。うふふ」
話を聞いてると、お客さんには言えないけど、本当はこうして欲しいとかがあるんだね。
「そう…、ですね。言えるときは言うんですけど…、やっぱり、1番はお客さんに気持ちよくなってもらうことなので」
うんうん。じゃあ、この場を借りて願望を言うなら?
「願望…、ですか? 一緒に楽しみましょ♪ 気持ちよく…、わたしもなりたい、です!」
ぜひ、なってください!
「はい。なりたいです! うふふ」
じゃあ、願望を含めたメッセージをお願いします。
「うふふ。わたしのことも気持ちよくしてください。宜しくお願いします。あ、あと、駅○もお願いします」
クリもね?
「優しく、いっぱい舐めて欲しいです。うふふ」


僕 だけでなく、愛美さん本人も考えさせられるインタビューになってしまった。う~ん、やっぱり真面目な子です。本当は自分も攻められたい! 気持ちよくなり たい! という願望。さらに、駅○やバ○クのときに背中をサワサワして欲しいリクエストもあった。みなさん、ぜひぜひ、愛美さんの願望を叶えてあげくださ い。[すずやん]